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2017.05.19 Friday

「ASO ROUND TRAIL 2017」vol.2

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    ASO ROUND TRAIL 2017

    2017.05.13-14

     

    日も傾き、あんなに遠くに見えていた根子岳も気がつけば目の前に。

    複雑な地形を正面に見ながら進むこのポイントも、もうすでに数え忘れたハイライトのひとつ。

    これから向かうべき山々に日が沈んでいきます。

    振り返ればこれまでたどってきたところが。

    ぐるっと見渡せるのも、阿蘇のおもしろさ。

    赤牛が闊歩していたりして、そういうところもヨーロッパっぽい。

    (このあと、この牛が走り出して慌てる)

    AS4(高森町町民体育館/66.6km)からAS6(清水峠/84.8km)は夜のトレイルとなって、写真なし。

    しかも個人的には一番厳しいセクションとなりました。

    九州自然歩道を縦走するコースですが、アップダウンが続き、体力的にも精神的にも厳しいところ。

    それまでは景色を楽しみ、フラットなところが多かったので、気分良く走ってこれましたが、様相は一変。

    時間的貯金も徐々に減っていき、焦るばかり。

    AS6到着は4:17、フィニッシュ制限まで残り8時間20分。

    最終関門のAS7は10時関門、しかしそこから3時間でフィニッシュするのはどう見ても厳しい。

    ということは、AS6を一刻も早く出ないと間に合わない…1分でも早く最終関門を通過しないと。

     

    AS6を出てしばらくすると、夜が明けてきました。

    久しぶりのオーバーナイト。

    この時間がたまりません。

    体調が戻ってこない状態で進み出し、走らなければ間に合わないのに走れない。

    そして拷問のような直登、しかも木段。

    ここは絶望感に襲われるほど、史上最長の木段でした。

    日が差してきて、暖かくなり、それまでままならなかった補給を試みると、問題なく入っていきます。

    日差しは偉大です。

    これをきっかけに突如復活。

    ちょうど走りやすいセクションに差し掛かっていたというのもあり、別人のように快調に走り出します。

    思えば、一番楽しい時間だったかも。

    AS7には8:22に到着。

    フィニッシュ制限まで4時間30分を残して、なんとか生き延びました。

    補給と着替え、そして気持ちをもう一度整えて出発。

    なんといっても、フィニッシュを目指せる権利を得たというのは、気持ちはとても前向きになります。

    そして意気揚々と最終セクションに待ち構えるというボスキャラ俵山へ。

     

    いくつものアップダウンを乗り越えて、いよいよ俵山へ。

    「いうほどたいしたことないな、今の勢いならなんとかクリアできるな」と余裕こいて写真を撮ったりしていましたが、この時、左手の奥が俵山だとは知るはずもなく。

    手前のピークにたどり着いて、あれ?看板もないな、意外と地味だな、まぁそんなもんか、と思っていたら、ハイカーの方に「俵山はあっちだよ」と言われた時の心境はお察しください。

    そうだよな、そんな簡単に終わらせてくれるわけないよな。

    高低図で見ると、鞍部から標高差200mとあるのですが、もう500にも600にも見えて、ここまできてこれか!と誰にでもなく八つ当たり。

    でも登り切れば終わり、それだけは間違いない。

    俵山からの下りはウイニングラン。

    遥かなる道も、終わりを感じると愛おしく感じてきたりして。

    やわらかな風の吹く、最後の下り。

    九州で初めての100km級レース。

    それは距離だけではなく、見所も走りごたえも十分な、スケールの大きい大会でした。

    ここにしかない景色、この時にしか走れない道、それらを思う存分堪能しました。

    きっと数年のうちに、国内屈指の人気レースとなるでしょう。

    外国のひとたちにもきっと支持される、そんな環境が整っています。

    いずれみんながARTを目指してやってくる、そんな気がしています。

    これだけ雄大な景色を見せられたら、また行くしかない。

    参加されたみなさん、お疲れさまでした。

    楽しかったですね。

    ぼくにとって、このレースが歴代1位になりそうですが、みなさんいかがですか?

     

    こんなレースを提供してくれた関係者の皆さま、スタッフの皆さま、どうもありがとうございました。

    最高の旅となりました。

     

     

    それでは、また。

     

     

     

    2017.06.27 Tuesday

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