2010年10月27日(水)
富士山・須山口登山歩道ハイキング&トレイルラン
ニュースで「紅葉のシーズンを迎えた」と言っていた水ヶ塚公園を起点とする、須山口登山歩道を歩いてきました。
水ヶ塚公園は、夏の富士登山シーズンに登山者の駐車場としてもつかわれるところですが、この時期は紅葉を見に訪れるひとしかいません。
この日、曇り空で気温は4℃。
そこそこ寒い…
駐車場の目の前から須山口登山歩道は始まります。
メジャールートではないので、夏でも訪れるひとは少ないようですが、歩きやすいトレイルが広がっています。
もう富士山には晩秋が訪れているようです。
多少のアップダウンはあるものの、砂地の上に敷き詰められた落ち葉の上を歩くようで、ハイキングにはちょうどいいかもしれません。
しだいに霧に包まれていきましたが、それもまた雰囲気があります。
要所にはこのような立看板をはじめ、ルートを示すテープがついているので安心です。
ハセツネ以来、ようやく山に入れたので、歩きに徹しよう、と思いましたが…
残念なほど、ここは走っても楽しめてしまいます。
困りました!
しかも登りの傾斜がきつくないので、ぼくのレベルでも走れてしまいます。
もちろん、ゆっくり歩いてのハイキングとしてもすばらしいトレイルです。
御殿庭下(二合五勺)まで1時間ちょっと。
途中走ったり歩いたり、写真を撮ったりしながらでも、この程度。
水ヶ塚―御殿庭下間の標準歩行時間は約2時間です。
ここでちょっと休憩をして、幕岩方面へ進みます。
懐かしの「富嶽周回09」のコースです。
あのときもこんな天候だったなぁ。
あれから1年です。
御殿庭上への分岐を越え、幕岩方面へ進みましたが…
何も見えません…潔くUターンです。
御殿庭下へ戻り、登ってきたトレイルをひたすら下ります。
登り勾配がきつくなかった、ということは、下りは走りやすい!となります。
溶岩石があちこちにあるので、慎重さが必要となりますが、自然と足が前に進んでしまいます。
トレイルランナー、危険です!
途中で晴れ間がのぞいて、霧とのコントラストは美しい瞬間です。
(と思ったのですが、画像にはあまり残っていませんでした…)
一瞬の秋晴れ。
またすぐに霧が広がってしまいました。
こんなすばらしいトレイルが富士山周辺にはたくさんあるのでしょう。
地元に住んでいながら、まだまだ知らないところがたくさんあります。
下りも写真撮ったり、滑りやすいところは無理せず歩いたので、45分くらいでした。
休憩時間含めると3時間ほどの山歩きを楽しんできました。
どこか厳かな雰囲気漂うのは富士山の「力」なのでしょうか。
展望場所は全くありませんが、静かでのんびりとした山歩き&トレイルランを楽しむには、内緒にしておきたいほどすばらしいトレイルです。
もう少ししたら冬の世界に入ってしまう富士山周辺ですが、このあたりは11月中旬までは大丈夫だと思います。
しかし、防寒対策はしっかりと行ってください。
あと、動物対策もお忘れなく。
《行程》
ATC Store(富士宮市小泉)=国道139号・県道152号(富士山スカイライン)経由=水ヶ塚公園 車で約60分
《今回のコース》
水ヶ塚公園―(0:50)―一合五勺―(1:15)二合五勺・御殿庭下―(0:20)御殿庭上・幕岩分岐―(0:20)御殿庭下―(0:50)一合五勺―(0:35)水ヶ塚公園
※( )内の時間は「山と高原地図2010 富士山」に記載された標準歩行時間です。
今年もドラフトで指名されませんでした。
おっと、昨年FAしたんだっけ。
それでは、また。