2016.05.19 毛無山-雨ヶ岳-竜ヶ岳
好天となったこの日は「道の駅朝霧高原」を起点に、毛無山から竜ヶ岳をぐるりとするコースへ。
道の駅を出てすぐ東海自然歩道へ。
牧草地の脇を抜けると、牛たちがお出迎え。
のんびりとした風景。
麓の集落を抜け、毛無山登山口へ。
ここから約1,000mの登り、この日最初にして最大の急登へ。
もう初夏を思わせるような陽気で、登り始め直後から汗が止まりません。
滝を見て涼んだ、つもり…
新緑が鮮やかな登山道をよいしょよいしょと登っていきます。
はい、半分。
ツツジが綺麗に咲いていました。
展望所からは富士山西麓が一望できます。
山頂よりもここからの方が富士山の景色は迫力あるような気がします。
ここまでくれば、山頂まではもう少し。
あーやれやれ、と登っていると、下から急接近する気配が。
スカイランニングの帝王、宮原さんでした。
あっという間に過ぎ去った宮原さんと山頂で再開。
汗だーだー、息ゼーゼーで「どれくらいで登ったんですか?」と聞くと、「41分です」とさわやかに。
よんじゅういっぷん…どうしたらそんな時間で登れるのでしょうか。
でも、一瞬でしたが、世界レベルの登りと走りを見ることができました。
宮原さんを見送り、しばし休憩したのち、雨ヶ岳へ向かいます。
天子山地を見渡せるポイントはこのコースのハイライトのひとつ。
ちょうど1回目のUTMFが行われた日と同じ時。
4年前はこの稜線を、何人ものランナーが駆け抜けたわけです。
その亡霊があちらこちらに。
タカデッキからの富士山。
何度も通過していて、今回初めてここがタカデッキであることを確認しました。
毛無山から快適な尾根を伝って、ちょっと登り返すと雨ヶ岳。
ここからこんな風に富士山を見たのは初めて。
今回はいろんな発見があります。
端足峠まで長い長い下り。
笹とブナの森を駆け下ります。
端足峠で降りてしまうことも考えましたが、当初の予定どおり竜ヶ岳へ。
ここの登り返しは地味にキツい…しかも暑い…
誰もいない竜ヶ岳に到着。
この景色を独占できるというのは、ぜいたくなこと。
本栖湖までの下りは、富士山を眺めながらのスイッチバック。
そこから東海自然歩道で朝霧へ戻ります。
ぐるっとまわって、約29km。
道の駅朝霧高原 9:15 - 毛無山登山口 10:10 - 富士山展望所 11:40 - 毛無山山頂 11:55 - タカデッキ 13:00 - 雨ヶ岳 13:25 - 端足峠 14:00 - 竜ヶ岳 14:00 - 県境 16:35 - A沢貯水池 - 道の駅朝霧高原 17:55
でした。
このルートは水場がないので、計画されるときは水分を十分に持ってからお出かけください。
(本栖湖でルートを外れればあります)
登りがいはあるし、登れば絶景が待っていますよ。
それでは、また。